学科紹介

Introduction

自然科学の知を統合して新しい分野を開拓する人材を養成する。

統合自然科学科では、さまざまな学問領域を自由に越境・横断することにより、多様な自然科学の知を統合し、新たな領域を開拓できる人材の養成を目指します。また同時に、広い分野での活躍を裏づける高い専門性と、幅広く豊かな知性を兼ね備えた真の「自然科学教養人」を育成します。

本学科は、「数理自然科学」、「物質基礎科学」、「統合生命科学」、「認知行動科学」の4つのコースと「スポーツ科学サブコース」で構成される、柔軟で多様な選択が可能な教育システムです。そこでは、自然の数理的構造を探求する数理科学、原子から生体物質まで広く物質の真理を追求する物質科学、生体と生命現象の本質に迫る生命科学、人間・動物などの個体や集団が研究対象の認知行動科学、さらにはスポーツ科学まで、深さと奥行きと広がりをもつ多彩な科学の世界を,学生自身の選択に応じて,系統的に広く、あるいは専門的に深く,自由なスタイルで学ぶことができます。一方,教養学部の他学科との強く柔軟な連携を通じて,より広がりのある学問分野での発展的な学習も可能にしています。

学科長ご挨拶

Message from dean

学科長 道上 達男

学科長 道上 達男

駒場でサイエンス

自然科学の知を「統合」し、真理を深く広く学ぶ

現代社会は多様化が進み、様々な課題を解決するためには複数分野の協同、いわば「マルチディシプリナリー」な戦略がこれまで以上に必要とされています。各分野からなるエキスパート集団の形成はその手段の一つですが、一人一人が多様な考え方をストレスなく理解できることも重要です。本学科では、自然科学を多角的に捉えるスキルを身につけることで、自然科学の世界が持つ奥深さはもちろんのこと、その広がりをも学ぶことができます。自然界の数理的概念の理解と数理的構造を探求する「数理自然科学」、素粒子から生体に至るあらゆる階層の物質の真理を追及する「物質基礎科学」、生体と生命現象の本質を多角的に探求し応用をめざす「統合生命科学」、人間・動物の「こころ」を文理融合的に研究する「認知行動科学」の各コースと、身体運動に関わる研究を行う東大唯一とも言える「スポーツ科学」サブコースから構成されています。これらのコースは有機的に連携しているため、複数の自然科学分野について主体的に学ぶことができます。卒業後は大学院に進学する学生が多く,将来は大学教員,公的機関の研究員,官公庁の専門職,あるいは各種企業に就職し,多彩な活躍をしています。
本学科は、分野間だけでなく教員・学生間の垣根も低いのが“ウリ“です。他の学科にはない環境を最大限提供することで、これからの決して楽ではない社会にしなやかに対応できるような人を育成することを目指しています。

統合自然科学科長 道上達男